SOUNDWAVE店長の岡崎です。

ハンドドリップ教室① あっさりすっきりドリップ編に続きまして、今回は、ゆったりまろやかなドリップをご紹介します。当店ではコロンビア パシオン デ ラ シエラインドネシア マンデリン ビンタンリマの豆を、ゆったりまろやかドリップで落としています。(※豆のラインナップは季節によって異なりますのでご了承ください。)

あっさりすっきりドリップと何が違うのか。答えは“リズム”、それだけです。

私はエスプレッソからコーヒーの世界に入りまして、バリスタの勉強をした時に「深煎りの豆はゆっくり抽出したほうがおいしくて、浅煎り豆は早く抽出したほうがおいしい」と習いました。それを応用して、何度も何度も淹れてみて、その度に数値を記録して……とやってみた結果、「いちばんおいしい!」と思ったレシピがこちらです。

ですので、いわゆる教科書通りの方法ではないかもしれません。正直、「なんでいいのかわからないけど、おいしくなっちゃった」というのが本音だったりします。でも、コーヒーはそもそもそんな感じで楽しむのがいい! と思うのです。皆さまもあまり気負わずに、いろいろお試しいただけると嬉しいです。

さて、前置きが長くなりました。

●道具の準備

◎ドリッパー:当店では、ハリオV60
◎ケトル:当店では、タカヒロの雫
・ペーパーフィルター:ハリオV60(ドリッパーに合うもの)
・サーバー:なんでもOK
・コーヒースケール:あると便利

これは、あっさりすっきりドリップと同じです。(※詳しくは、あっさりすっきりドリップ編をご覧ください。)

●豆の準備

1杯分に使用する豆の量は、それぞれ変えています。

コロンビア パシオン デ ラ シエラ:16g
インドネシア マンデリン ビンタンリマ:14g

これを「ザラメ」くらいの粗さに挽いてください。
(当店で挽いたものを購入される際は「中挽き」の選択をオススメします)

●お湯の準備

お湯は、90℃がベストです。温度計のない方は、沸騰させたお湯をちょっと冷ますと90℃くらいになります。1杯のコーヒーにお湯は240㎖使用します(あっさりすっきりドリップよりもほんのちょっと多めです)。

●ゆったりまろやかドリップ

 

秒数に合わせて、湯量がスケールの目盛りになるように(1㎖=1g)、お湯を注ぎます。

[秒数の目安][スケール目盛りの目安]
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────
[0秒]
↓ [10㎖] 少量のお湯で豆全体を湿らせ、蒸らします。
↓          *ここでドリッパーの後ろをチェック。
↓          濡れていなければ、豆全体にお湯が行き渡っていないので、もう少しお湯を足します。
[35秒]
↓ [80㎖] 豆の真ん中一点に、お湯を細く落とします。

[55秒]
↓         5秒待ちます。
↓         *豆に呼吸をさせます。フワ〜ッと膨らんだ豆がシューッと縮むのを待ちます。
[1分]
↓ [110㎖] お湯をゆっくり豆全体に回しかけます。
↓          *フィルターは濡らしません! 
↓          フィルターにお湯をかけても、そこには豆がないので意味がない、と考えています。
[1分5秒]
↓         5秒待ちます。
↓         *お湯が落ちるのを待ちます。
[1分10秒]
↓ [170㎖] 再びお湯をゆっくり豆全体に回しかけます。

[1分20秒]
↓         5秒待ちます。
↓         *お湯が落ちるのを待ちます。
[1分25秒]
↓ [240㎖] もう一度、お湯をゆっくり豆全体に回しかけます。

[1分35秒]
↓         5秒待ってドリッパーを外します。

[1分40秒]
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────

豆を呼吸させるところまでは、あっさりすっきりドリップと同じです。「ゆったりまろやかドリップは“お湯をかけて5秒待つ”を3回」「あっさりすっきりドリップは“お湯をかけて5秒待つ”を2回」と覚えると簡単です。また、「ゆったりまろやかドリップはゆっくりお湯をかける」「あっさりすっきりドリップは勢いよくお湯をかける」ここも大きな違いです。

そのうち手が覚えてくれるので、豆の様子(膨らんだりしぼんだり……)や香りの広がりなどを五感で楽しみながら、お好みのリズムを見つけていただけたらと思います!

お問い合わせはコチラへ。
CONTACT
雑味の少ないまろやかなSOUNDWAVEのコーヒーをぜひご家庭でもお楽しみください。
珈琲豆を見る

29January
2019
Category: すべて, 淹れ方